過去のイベント
北海道教育大学教育学研究科美術教育専修・映像研究室所属の宮出実希さんによる個展。映像を用いたインスタレーションが展示されました。
大量のペーパーフラワーやキラキラ光る窓枠、タイトル通りギャラリーの空中で回る馬などの組み合わせが面白いですが、何より記憶と現実の隙間に入り込んでしまったような不思議な感覚が魅力的でした。作品に登場するものとはまた別の、個人が持っているであろう記憶と現実の間の風景に想いを馳せることができたのではないでしょうか。
◆会 期:2018年3月14日(水)~3月24日(日)
本学岩見沢校 金属工芸研究室4年の麻郷地さゆりさんによる個展。2階マイクロギャラリーにて開催されました。
ギャラリーに入ろうとすると、なんとも言えない表情でこちらを見てくるのは鍛金技法を用いた作品。「金属」という重厚感のある素材にもかかわらず、柔らかな印象がありました。
金属の作品以外にプラバンやフェルトで作られたキーホルダーも展示されており、全体として笑顔、真顔、困り顔など表情豊かなところが特徴的でした。「素材」と「カタチ」二方向から見たときの不思議なギャップが魅力的な展示でした。
◆会 期:2018年3月15日(木)~3月25日(日)
平成29年11月にHUGにて開催されたライブパフォーマンス「生の連鎖」が、映像作品として再び発表されました。「生の連鎖」とは、内藤万貴のインスタレーション作品「生」を媒介として、音楽(kim yooi)、舞踊(岩澤孝子、竹内実花)、映像(嶋崎陽)の5人のアーティストがジャンルを横断して協働した実験芸術の試みです。
会期最終日の9日には、kim yooiによるライブミュージックのスペシャルバージョン上映と参加アーティストのトークが行われました。前回のライブパフォーマンス時とはまた違う雰囲気になり、鑑賞者への響き方も多様に感じられました。
◆会 期:2018年3月7日~3月9日(水)
●アーティストトーク・ライブミュージック上映:3月9日(水)18:00~19:00
◆制作・出演
舞踊:岩澤孝子、竹内実花
音楽:Kim Yooi
映像:嶋崎陽
美術:内藤万貴
本学岩見沢校 芸術・スポーツビジネス専攻が設立されてから平成29年度で4年目を迎え、3月には学科1期生が卒業しました。イベントマネジメント研究室では「1期生としてなにか残せるものを作ろう」との想いから、卒業記念映像作品『P』を制作することとなり、HUGにて作品が上映されました。
作品は研究室生3名が監督、脚本、撮影、音楽、美術を手がけ、出演は同じ芸術・スポーツビジネス専攻の学生が体当たりの演技で臨みました。
◆日 時:2018年3月4日(日)
◆開 場:13:00
◆開 演:13:30
●トークイベント:14:00~
●レセプションパーティー:14:30~
参加無料
◆制作・出演
監督・脚本:高橋賢人
音楽:金津麟太郎
美術:田頭楓華
出演:木田祐揮 安富大祐
本学大学院美術教育専修による修了制作展。本展示では、油彩、日本画、デザイン、映像、彫刻分野の6名による出品となりました。メインギャラリーには、樹齢が200年にもなる大きな丸太を彫り込んだ作品が横たわり、それを囲むように繊細な描写で描かれた油彩画、日本画作品という構成になりました。奥のサブギャラリーでは、詩と映像の展示、マイクロギャラリーではデザインの作品と各院生の論文が展示されました。論文は作品と合わせて見ることで、それぞれの制作・研究のテーマが明確にわかり、違ったおもしろさが感じられたかと思います。
◆会 期:2018年2月14日(水)~2月25日(日)
●レセプションパーティー:2月14日(水)18:00~20:00
出展:佐藤佳奈子、藤原千也、松倉泰介、三村紗瑛子、安田千皓、遊佐千裕
5回目の研究室展となった本展。大胆な構図で勢いある油彩・アクリル作品、細かなエッチングの線が目を引く版画作品が展示されました。2階マイクロギャラリーでは、指導教員の末次弘明先生が展示を行ない、小部屋に配置された作品は、部屋の中央に下がっている電球を持って照らしながら観覧することができ、昼と夜では違った印象で作品が見えてくる展示となりました。
◆会 期:2018年1月31日(水)~2月8日(木)
◆出 展:北海道教育大学岩見沢校 現代美術平面表現研究室
内田侑岐、佐藤水紀、佐藤未来、小舘采芽、徐夢萍、浅野美智雄、阿部永、相田瑞希、吉田小夜子、山田モモ、松山彩美、米代尚生
末次弘明(指導教官)
捨てたくても捨てられないものと今日を機にお別れしまししょうという企画。一般の方から寄せられ展示された〈きねんごみ〉は、歴代のメガネや、映画のキャラクターに憧れて手作りしたアイテム、食べる機会を失った差し入れのレトルト食品、昔お付き合いしていた人からもらったプレゼントなど、様々。捨てられない」理由から様々な感情を窺い知ることができるユニークな企画となりました。
◆日 程:2018 年1月28 日(日)
◆主 催:北海道教育大学岩見沢校 NPOマネジメント研究室
子どもたちに世界の音楽を届けようと企画されたイベント。全4回の開催となったコンサートは、フランス地方のミュゼット等、各回で、世界各地の特徴的な音楽が披露され、異国を旅している気持ちになるようなコンサートとなりました。演奏後には、その音楽の国の紹介や楽器の体験会もあり、集まった子どもたちは異国の文化と触れ、真剣な表情ではじめての楽器と向き合っていました。
◆日 時:2018年1月6日、13日、20日、27日
◆主 催:特定非営利活動法人 ノルドミューズ
デジタルソフトを使用して描かれた作品は、ポップでやわらかなイメージのもの、ダークなストーリーを感じさせるものなど、タングルアートやコラージュを取り入れ、現代的な感覚を色彩豊かに表現した作品が並びました。またデジタル作品のほか、羊毛フェルトを素材として大型のレリーフやボードゲームなど個々の表現も光る展示となりました。
◆会 期:2018年1月15 日(月)~1月19日(金)
◆出 展:北海道教育大学岩見沢校 デジタル絵画研究室学生
会田菜南美、上野雅人、栗木香織、池上瑠莉、西野智恵里
本学岩見沢校に新課程、新学科がスタートしてから開講された講義「映像特講1」の2009年~2017年に制作された授業成果作品を上映しました。上映後にはトークイベントも開かれ、映像教育や地域文化について考える機会となりました。
◆日 程:2018年1月7日(日)16:00~
◆主 催:北海道教育大学岩見沢校 映像研究室
◆上映作品:北海道教育大学岩見沢校 映像特講成果上映/吉雄孝紀 脚本
・ダウンワールド
・視る姉
・愛のレジスタンス
・ケイレイなんて簡単だ!
・私たちのハルマゲドン
●トークイベント:吉雄孝紀、伊藤隆介、大島慶太郎(司会)
アートと音楽でつながろうをテーマに、開催された展覧会。作家作品の他、近隣の住民の方々からも作品を公募し展示しました。会期中の毎週末にはさまざまな国の音楽も披露され、賑やかな企画となりました。
◆会 期:2017年12月13日(水)~12月24日(日)
◆主 催:北海道教育大学岩見沢校 アートマネジメント研究室
2度目のHUG開催となった油彩画研究室による研究室展「油展」。メイン、サブ、マイクロギャラリーの全室を利用して、モチーフが細部まで描きこまれた作品や大胆な色使い・筆致の作品など多様な表現の作品が並び、多くのお客様が来場されました。
会期中に開催されたトークイベントも会場が満席となる盛況ぶりで、ゲスト2名の作品の変遷をたどりながら、自身を取り巻く環境の変化によってそれそれが感じる・考えるリアリティがどのように変わってきたのか、それが作品にどのように現れてきたかについて話し合いがされました。
◆会 期:2017年11月22日(水)ー12月3日(日)
◆出 展:本学岩見沢校 油彩画研究室
遊佐千裕、三村紗瑛子、中村まり子、浅井菫、津田光太郎、光永江里、森遥奈、小松美月、清水優希、杉田史織、出口良太、秋本結以、及川浩奈、佐藤絵梨香、齊藤華子
【招待作家(卒業生)】
太田香、柏木健佑、河口真由美、佐藤真奈美、橋本知恵、村岡陽菜、山崎麻乃
●トークイベント【リアルの拡張】
◆日 時:2017年11月23日(木・祝)15:00~
◆ゲスト:柏木健佑(卒業生・画家)、舩岳紘行(岩見沢校准教授・画家)、一條和彦(岩見沢校准教授・美術史家)
メインギャラリーいっぱいに広がる透明なバルーン。幻想的な風景の中で舞われる静かな力強さと少しの不気味さを持った舞踊、そしてその世界観をより強くした音楽の演奏と投影される映像。それぞれの表現が交錯することで非日常的な空間を作り出した公演となりました。
本公演の様子はDamce videoとして編集され、2018年3月にHUGにて上映予定です。
◆日 時:2017年11月18日(土)14:30開場 15:00開演
◆出演・制作
舞踊:岩澤孝子・竹内実花
美術:内藤万貴(本学大学院1年)
音楽:Kim Yooi
映像:嶋崎陽(岩見沢校 美術文化専攻4年)
この夏、岩見沢市にて、本学岩見沢校ビジネス専攻の3年生と地域の方々との連携によって開催された2つのイベント「まちなか学校祭inまちなか朝市」と「和っしょい!ほろなつ祭」をパネルにて紹介しました。
◆会 期:2017年10月26日(木)ー 11月5日(日)
◆企 画:北海道教育大学岩見沢校 芸術・スポーツビジネス専攻 音楽マネジメント研究室
本学岩見沢校 美術文化専攻1年有志19名による展覧会。F0号の小さなキャンバスに思い思いのは〈はじまり〉を詰めた作品がマイクロギャラリーに並びました。
◆会 期:2017年10月28(土)・29日(日)
◆出 展:北海道教育大学岩見沢校 美術文化専攻1年有志19名
山田香凛、河内山由、澤田亜美、吉谷迪果、長田華音、中島瑞季、水谷早紀、黒澤茉莉、中野里菜、熊谷菜摘、伊藤愛菜、佐藤有佳里、兼平瞳、別段輝、渡辺莉央、大西涼子、神保冴、鈴木杏奈、野呂沙織
「わくわく、どきどき」をテーマにした展覧会。
グラフィック・パッケージデザインをはじめ、自作の楽器やPC・タッチパネルを使用したゲームなど幅広いジャンルの媒体を利用した体験型の作品が多数展示され、来場されたお客様にお楽しみいただきました。
◆会 期:2017年10月11日(水)ー 10月23日(月)
◆企 画:北海道教育大学岩見沢校メディアコンテンツ研究室
◆出 展:北海道教育大学岩見沢校 メディアコンテンツ研究室学生・卒業生
〈学生〉押切彩/太田早紀/田村奈々/明城理沙子/伊藤優/菊池麻衣/矢原汐音/八子亜由莉/大久保岬/岡本彩音/煤田真実
〈卒業生〉宮森くみ/岡崎菜央/大島久留美/河原栄/佐藤麻里奈
北海道教育大学実験劇場による第6回公演となった本作は、本演目は北海道、函館で繰り広げられた幕末戦争をテーマに本学教授 塚田康弘が台本を書き下ろし、北海道ゆかりのオペラ歌手によって演じられました。榎本武揚と黒田清隆のそれぞれの立場を超えた男の友情の物語と間近で聴く迫力の歌とオーケストラの音に圧倒される公演となりました。
◆公演日:〈研修生公演〉平成29年10月6日(金) 18:30開演
〈本公演〉平成29年10月7日(土) 15:30開演
平成29年10月8日(日) 15:30開演
◆企 画:北海道教育大学実験劇場
この度HUGでは第2回目となる札幌国際芸術祭2017の会場として、アーティスト さわひらき氏の映像インスタレーション《うろ・うろ・うろ》を公開しました。公開された作品は2017年の1~2月にかけて、梅田哲也氏と共に、モエレ沼や夕張市のシューパロ湖で行った光の実験の記録をベースに、映像と音のインスタレーションによって再構築されたもので、不思議に発光する幻想的な光景が広がる展示に多くの来場者が訪れました。
◆会 期:2017年8月6日(日)ー 10月1日(日)
◆出 展:さわひらき
1977年石川県生まれ。心象風景や記憶の中にある感覚といった実体のない領域を、映像・立体・平面などを巧みに操り構成したビデオインスタレーションで表現する。現実にはありえない光景を描きながら、どこか親しみを感じさせる世界を展示空間に生み出し、見る人の想像力に働きかけるような作品を発表し続けている。
主な個展に「Under the Box, Beyond the Bounds」(東京オペラシティ アートギャラリー、2014年)、「Whirl」(神奈川県民ホール、2012年)、グループ展にリヨン・ビエンナーレ(2013年)、シドニー・ビエンナーレ(2010年)、アジア・パシフィック・トリエンナーレ(2009年)など。
◆企 画:札幌国際芸術祭事務局
HUG初の演劇公演。本公演は演者が1名の一人芝居で、脚本は太宰治の同名短編小説をベースとし、試行錯誤の中で、太宰の世界観とリンクした新たな物語を制作陣2名が書き下ろしました。リズムを持って反復される言葉で主人公の内面を表現した独特な世界観に、静かに引き込まれてゆくような公演となりました。
◆公演日:①7月22日(土)開場17:30 開演18:00
②7月23日(日)開場15:30 開演16:00
◆キャスト
出演・制作 :長谷川 友子(北海道教育大学岩見沢校 芸術・スポーツビジネス専攻 2年)
制作:小原みさき(北海道教育大学岩見沢校 美術文化専攻 2年)
二度目の交流展となった本展では、絵画・彫刻・工芸・映像、両大学を合わせて32点の出品となり、両大学の学生によるいきいきとした表現を楽しめる展示となりました。初日に開かれたオープニングパーティでは、淑明女子大の学生による通訳を介して、お互いの自己紹介や作品解説が行われました。また、学生たちはジェスチャーや翻訳アプリを駆使しながら、制作や学校についての話題で盛り上がり、とても賑やかな場となりました。
◆会 期:2017年7月5日(水)ー7月17日(月)
◆出 展:北海道教育大学大学院生・岩見沢校学部生・淑明女子大学校学部生
近年さまざまな場面で活躍するマルチコプター型「ドローン」。本展では、ドローンを用いて空撮を行い、そのスチール写真を張り合わせて製作した全球パノラマ写真を展示しました。展示されている写真に付けられたQRコードを読み取ることで全球パノラマの写真を手元のスマートフォンで観ることができる仕組みとなっており、新しい試みの展示となりました
◆会 期:6月23日(金)ー7月3日(月)
◆企画・出展:青木 由直(北海道大学 名誉教授、工学博士)
北海道大学 名誉教授(以下、北大)、工学博士。1966年北大大学院修士修了、北大講師、
助教授、教授を経て2005年定年退職。eシルクロード研究工房・房主(ぼうず)、道新文化センター「身近な都市秘境を歩いてみよう」の講座を持ち、私的勉強会「eシルクロード大学」を主宰。2015年より北海道科学大学客員教授。2017年ドローン検定1級取得。
本学札幌校特設美術科を卒業し、札幌にて画家として活動する瀬野 雅寛の個展が開催されました。近年、WEATHERING(風化)の美をテーマとして扱う瀬野氏が描く水彩作品をメイン・サブギャラリーを使用し展示しました。
◆会 期:6月1日(木)ー6月10日(土)
◆出 展:瀬野 雅寛
本展は岩見沢校メディア・タイムアートコースの学生4名による“うさぎ”を作品モチーフとした展覧会です。クレヨンやパステル、デジタルソフトを使って描かれた平面作品やメディアコンテンツを使用した作品が展示されました。
◆会 期:2017年4月22日(土)ー5月4日(木)
◆出 展:北海道教育大学岩見沢校 美術文化専攻有志4名
内田有紀(現代美術平面表現研究室)
太田早紀(メディアコンテンツ研究室)
押切彩(メディアコンテンツ研究室)
栗木香織(デジタル絵画研究室)
本学岩見沢校にて金属工芸の研究・制作をする学生による展覧会を開催しました。本展では、「鍛金」という金属工芸の伝統的な技法を学んで、制作された作品が並び、重厚さ・柔らかさといった金属のさまざまな特徴を楽しむことのできる展示となりました。
◆会 期:2017年4月8日(土)-4月20日(木)
◆出 展:北海道教育大学岩見沢校 金属工芸研究室学生
岩渕朝子、佐藤歩惟、後藤はづき、高岡遼、麻郷地さゆり、松浦香織、横野遥花
北海道教育大学岩見沢校 美術文化専攻 メディアタイムアートコースによる「出張オープンキャンパス」を開催しました。目玉となったのは、大学の研究室をそのままワープさせてきた学生たちの「行動展示」。会期中は、作品制作や趣味の活動、食事に昼寝といった美大生のリアルなキャンパスライフを覗き見ることができ、来場者を驚かせました。
◆会 期:2017年3月29日(水)~4月2日(日)
◆企 画:北海道教育大学岩見沢校 美術文化専攻 メディアタイムアートコース