N チャレンジ
子どもの直線のスピードや方向変換を中心としたアジリティ能力を,楽しく測定する運動プログラムです. N字型のコースを走るとすぐに記録紙が配布されます.
N Challenge(Nチャレンジ,エヌチャレンジ)は,子どもが楽しんで取り組めるアジリティテストとして北海道教育大学岩見沢校の教員が開発しました.N字型に走行すること,日本の最北「North」の北海道で開発されたことが「N-challenge」の名称の由来です.
10m×6m程度のスペースで実施可能で,体育館内だけでなく屋外のイベントなどでも実施できます.N Challengeの走行コースは,ミニハードルやスラロームが設置され,それをN字型に走るコースになっており,小学校1年生でも11-12秒程度,小学6年生では8-9秒程度で完走できます.運動時間が短いため疲労感がほぼなく,また適度な難易度があるため楽しんで取り組める運動テストになっています.
タイム計測方法は,光による合図でスタートとなり,6つの区間タイムおよびそれらの合計タイムの7つを光電管とパソコンによって自動計測します.この7種類のアジリティー関連能力を専用の記録用紙で即時に運動者にフィードバックします.
Nチャレンジはこれまで次のように活用されています.
- アスリートのアジリティ評価
- 学校での体力向上プログラムとしての活用
- イベントの運動プログラム